Tutto chiaro, no? (2)

Curiosità
Vendesi Fabbricante giapponese

なかにはM9「Telefonata per l’estate」のようにGianni(ジァンニ)とClaudio(クラウディオ)が電話でしゃべってるだけ(というか、こいつら誰だ?)で曲ですらないものとか、M13「Stupidowski」のようなどうということのない普通のポップスもあります。アルバムが後半に進むにつれて、曲づくりの面で少し息切れしてきちゃったかなという感じはないでもないです。

でも、そんなに(キワモノ的な)個性が強くない曲も、それなりに普通に楽しめます。M6「Cellulare e carta sim」などは構成も展開も素直で、ある意味でSimoneらしくない?可愛らしい印象を持った、もし日本語で誰かが歌うとしたら槇原敬之が似合いそうなフォーク・ポップスですが、これはこれでいい感じですし、M10「Ombrelloni」のような50’s、60’sを思わせる普通のポップなロックンロールも楽しいです。オールドファッションドなテイストたっぷりのコーラスもいい感じです。M7「Senza」やM11「A samba」は曲自体はたいしたことのない、自分の好みからすればつまらないものなのですが、バックのリズムなどからすれば明るく楽しくなりそうな曲なのに、なぜかそうはならないという不思議さはちょっとおもしろいです。

PS – il numero (2) è riferito a questo precedente post.

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